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ローヤルゼリーとは

骨粗鬆症

女性の美容や健康には、女性ホルモンが深く関わっています。妊娠・出産や肌の張りなどに関わる女性ホルモンですが、更年期になるとその分泌はストップしてしまいます。その影響の一つに骨密度の低下があり、50歳以上の女性の4人に1人が骨粗鬆症患者といわれています。

人の骨は新陳代謝をしており、常に生まれ変わっています。血液中のカルシウム濃度が低くなると、骨からカルシウムが放出され、逆にカルシウム濃度が上がると、骨にカルシウムが吸収されます。このバランスを取っているのが女性ホルモンであり、ひとたびバランスが崩れると、カルシウムが過剰に放出して骨が弱くなってしまうのです。

そして、ローヤルゼリーが世界的なブームとなったきっかけは、ローマ法王の命を救ったある出来事です。

この骨密度の低下を抑え、骨のカルシウム量を増やすという効能が、ローヤルゼリーに報告されています。卵巣を摘出し、更年期と同じ状態にしたラット(試験群6匹)に、酵素分解ローヤルゼリー(0~2%濃度)を与え、骨密度の変化を測定しました。その結果、ローヤルゼリーを与えないマウスは骨密度が低下したのに対し、ローヤルゼリーを与えたマウスは、投与量が多ければ多いほど、骨中のカルシウム濃度も増加しました(出典:eCAM, Sep;3(3):339-48 (2006))。避けて通れない更年期の骨粗鬆症対策として、ローヤルゼリーは、一つの可能性を秘めているのです。 また、よく混同されがちな蜂蜜とローヤルゼリーの違いについてもしっかり知っておきましょう。