ローヤルゼリーとは

デセン酸が、ローヤルゼリー特有の成分であることは、成分の章で既に述べました。ここでは、デセン酸の効能やその重要性について、もう少し掘り下げてご紹介していきたいと思います。

デセン酸は脂肪酸の一種であり、正式名称は10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸といいます。その効能は多岐にわたり、「細菌感染や炎症の予防につながる、抗菌作用」「ガンを抑制する、抗腫瘍作用」「高血圧の血圧低下をもたらす、アンジオテンシンⅡ抑制作用」「血中コレステロールを下げる、コレステロール吸収阻害および胆汁酸へ異化促進作用」「糖尿病の血糖値を下げる、インスリン様作用」「肌をきれいに保つ、皮脂分泌調整作用」「更年期障害を緩和する、女性ホルモン様作用」「自律神経失調症の改善につながる、抑うつ症状改善作用」等の報告があげられます。そのため、デセン酸を含むローヤルゼリーは、美容、更年期障害、生活習慣が気になる方など、多くの方にすすめられる健康食品となっています。

デセン酸は、ローヤルゼリーの組成基準にも用いられています（出典：ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規定）。つまり、ローヤルゼリーとして商品を製造しても、デセン酸が決められた量以上含まれていないと、違反となります。デセン酸は、ローヤルゼリーの品質を示す、重要な物質なのです。 また気になるローヤルゼリーの賞味期限についても合わせて知っておきましょう。